女性にモテるだけでなく、人間力を向上して仕事にも恋愛にも強くなる。
これがT.schoolのモットーです。
2000人の女性と面談した、高井ノリマサが行うT.schoolで実際に行っているコミュニケーション向上カリキュラムの中身をちょっとだけご紹介します。
今回ご紹介するのはトラウマや嫌な体験を自分の中で置き換えて再現、克服につなげる「サブモダリティー・チェンジ」についてお話します!
コンテンツ
はじめに
コミュニケーションスキルコーチでありながら、第一線のAV監督・溜池ゴローという異色のキャリアを歩んできた、高井ノリマサ。T.school運営メンバーと対談しました。 男女、仕事、人生についてのありとあらゆる質問とハウツー、思考や思い、本音のすべてを深堀していきます!
高井ノリマサ(溜池ゴロー監督)プロフィール
この20年で2000人超の女性と面接。その面接をフィールドワークとして、心理学の論理性で裏付けをしつつ、「モテ体質」理論というオリジナルメソッドを開発。自身が主宰を務めるスクールで指導をする他、全国での講演等で理論を伝えている。
嫌な記憶を書き換えて心を軽くする
――監督がやられているTスクールの授業の中で採用されている「サブモダリティー・チェンジ」について教えてください。
人間が見ている視覚というのを記憶するじゃないですか。視覚とか聴覚でね。 そのときの状態を記憶したものを自分のイメージの中で、色とか形とか大きさとか、いろんな形に変えていく。それがサブモダリティー・チェンジというんですよ。
要するに、視覚とか聴覚とか触覚で感じたものの結果、これがサブモダリティーなんですけれども、そこを自分の意志で想像力で変えていくという。 これはどういうときに使うかというと、ディソシエーションね、客観に入るという話をしましたね。
客観に入って、トラウマ的なものにとらわれたときに、とらわれてる主観を残して一回外から客観視するんですね。遠くから見て、置かれているそのときの状況を遠くから見ちゃうんです。全く自分は他人のようにこうやって見て、で、その状況を、ディソシエーションでは他人のまま自分にアドバイスするって方法でしたけど、サブモダリティー・チェンジではこの嫌な状況を全部捨ててしまうんですね。
――捨てる?ですか?具体的にどういうことですか?
例えば、部長に怒られた。その風景があるじゃないですか。それを一回客観視した上で、部長を赤ちゃんにしたりとかね。そういうふうにどんどん何か面白おかしく変なふうにしていくんですよ。自分で一回消すんですよね。
軽いトラウマとか残ったりするモヤモヤを消すときの方法の一つですね。
サブモダリティー・チェンジによって、相手に対しての見方を変えることもできるんですよね。むかつく上司でも、このおっさんも昔、赤ちゃんだったんだなと思うと、赤ちゃんに頭の中で変身させるわけですよ。
そうすると、どこか許せる自分が出てきたりするんですよ。想像で、ビジュアル、聴覚、触覚を変えていくという。中にはトラウマになっているものを消すとかね。それができる。
記憶と感情のリンクを外すことで楽になれる
――脳の中に感情を生み出す部位として扁桃体というのがあるんですよ。
一度した体験は脳の中に残っていて、一方で扁桃体が嫌な思いをしたという感情をそこで生み出して、そこで結びついているわけですよ。
だから、次また同じような状況が訪れたとき、おのずとそれを避けるように脳は指令を出すわけですよね。
そうすると、例えば部長に怒られたシーン、ああ、まただクソって思うのは記憶と扁桃体が結び付いているからおのずとその嫌な気持ちが舞い上がってくるんですよ。
この記憶とその扁桃体の活動とのリンクをカットできれば。ある意味、危険なことなんですけどね。危険回避のための記憶もあるわけですから。
過去の嫌だなという感情を、記憶との連鎖を外す。ないしは大本の記憶をどんどんすり替えてしまう。すり替えることによって、感情とのリンクを外す。そういう結構脳科学的な話なのかなと、今、聞いていて思いました。
そうですよね。何か頭の中に残っているビジュアルとかオーディオを変えていくだけなので、要するに扁桃体はそのビジュアルとかオーディオ、そこになくてもそのビジュアルとかオーディオとか触感というのを脳みそが感じたら、扁桃体が嫌だなと思う。反応するわけじゃないですか。ここを変えられたら反応しないということですよね。だから、ここを変えちゃうということですよね。科学的なところはありますよね、そもそもNLPは。