「恋は盲目」という言葉があります。
私は、恋で盲目になれる力は凄い事だと思っています。ですから、その人間特有の能力を仕事の上でよく使っているのです。
はじめに
私、高井ノリマサはコミュニケーションスキルコーチの顔とは別に、第一線のAV監督・溜池ゴローというキャリアを歩んできました。
そして、その職業柄、多くの女優志願の方と面接をします。その人数は他の記事でも記載した通りですが、この20年で2000人を超えています。この面接をフィールドワークとして、心理学の論理性で裏付けをしたのが、私が提唱する「モテ体質」理論です。
相手の良いところをすぐに見つける方法
私は仕事上、あらかじめメーカー側から指名された女優さんで作品を撮らなければならないケースがあります。といっても、私の場合、ほとんどの女優さんを素敵だと思ってしまうので問題ないのですが…笑
正直なことを言えば、私も男であり人間なので、非常にごく稀に、趣味とか性格の面でどのように扱ったらいいのか、考え込んでしまう女優さんがいます。
そんな時は、「まず最初に相手のことを一方的に好きになってしまう」ことに決めています。もし、プライベートで知り合ったとしたら、口もききたくないであろうと感じるほどの女性であっても(それはほとんどゼロに近いのですが…)、思いっきり好きになってしまうのです。
そうすると不思議なことに、相手のいい部分がどんどん見えてくるのです。
結果的に、さほど好みではない女優さんとの撮影の日にも「今日は彼女とデートできる」という真逆のベクトルの気持ちにさえなってしまうこともできるのです。
女優さんには当然、私が彼女に対してネガティブな感情を持っていることは伝わってはいません。なぜなら、相手を好きになって撮影しているため、そんな感情はすでに存在していないからです。
そんな場合の撮影の日は必ずと言っていいほど、女優さんは上機嫌で現場を去っていきます。
これは、言い方を変えると自分を騙すということなのかもしれません。
もちろん自分の意思で行動する時は自分を騙してはいけません。
私の場合はあくまで仕事をスムーズに行かせるための”戦術”です。
ここで言いたいのはまず自分から好意をもち、それを相手に伝えるということ。
女性は男性よりずっと頭が良くて、何かを察する能力に長けています。
自分をダマすくらいでなければ、すぐにネガティブな感情が伝わってしまうでしょう。
皆さんも、この思い込みの力を普段から、出会う女性に使えばいいと私は思っています。
人を好きになれる人は、魅力的な人
当然のことですが、女性は、自分に好意を持っている雰囲気を男性から感じるほうが、気持ちよく過ごせるはずですし、その男性に対しても嫌な気持ちはしないでしょう。そうすると、相手の良さがますます見えてきますから、その女性が思った以上に素敵だということも発見できます。
普段まったく意識していなかった女性をあるとき何かで気になってしまい頭からしばらく離れなくなるときが、誰にもあるでしょう。
自分の好みのタイプに当てはまっていなくとも、その瞬間、心のなかでその女性を好きになってみましょう。相手の魅力がわかってくることはもちろん、たとえその女性と恋仲にならなかったとしても、このオープンな気持ちを持つ事は、きっと皆さんに魅力を与えるはずですよ!