男の色気とは、自分を偽らずありのまま素直な自分でいること

以前の話です。私がいつものように面接で、ある女優さんに「男性のどんなところに色気を感じますか？」と聞いた時、「無防備な男性に色気を感じる」という答えが返ってきました。

ミステリアスな色気は目指してはいけない

「色気」というと、その言葉からイメージされるものとしてクールで無口、ミステリアスな男性のイメージを持つ人も多いかもしれません。もちろんそういう色気を私は否定するわけではありません。

ですが、私の統計では、多くの女性が感じる男性の色気とは、分かりやすい言葉で言うと「かわいい」という感覚が最も近いものでした。

そう、かわいい男性には色気があるのです。これってどういうことだと思いますか？

無防備な男性には色気がある。

無防備な男性とは、つまり自分のことを守らない大らかな男性のことを彼女は言っていたのだと思います。多くの女性は彼女のように、自分のことだけをセコセコと守っているような男のことは好きではないし、警戒感も持つようです。

あなたは自分自身を見つめ返してみて、心当たりはありませんか？自分の情報は相手に見せないくせに、相手（特に女性）の情報だけを得ようとするような男は、ミステリアスでも何でもありません。はっきり言ってそんな男は嫌われてしまうだけですよ。

女性と話すとき、警戒感を相手に抱かせてしまっては、確実に心も開いてくれませんし口も聞いてくれないかもしれません。

ですから、女性と話すときは、まず自分のことから話したり、伝えたりすることを心がけるようにしましょう。自分を偽ったりせずに、ありのままを素直に伝えるのです。情報を一切開示せずに、相手の事を聞いてばかりは、そこで彼女との楽しい時間は終わりだと考えてください。

女性と話すときは、まず自分から自己開示をする。

この「自己開示能力」がある男性こそが、女性と楽しく話せる確率が高く、当然モテますし、同時に同性の仲間からも好かれて人気者になりやすいです。

男性の自己開示に女性は色気を感じる

相手から先に自己開示してくれて、無防備な状態でいてくれたほうが、話しやすいし、気持ちもリラックスしやすいことはあなたにも容易に想像がつくでしょう。

そして、多く男性には想像しづらいことなのですが、そういう無防備に構える姿勢に、女性は色気を感じるものなのです。

王道少年マンガの主人公が最も良い例です。ミステリアスな男性よりも、無邪気で裏表がない男性が、自然と人気者になっていくことが分かるでしょう。ちなみに私は理想の男性像を「ルパン三世」と定義しています。これについてはまた別のコラムで触れます。

自分を偽る男性は、女性に気を使わせていることに気づいていない

さて、次の点については、どうでしょう？

自分の欠点を一生懸命隠そうとする男は、女性から見ると気を使わせる男である。

当然、こういう男性は女性と楽しく話す事は困難です。こういった男性は、女性が自分に気を使っていること自体に気づいていない場合が多く、「会話のテクニックが足りないのでは？」などとトンチンカンな考えを持っていたりします。

例えば、

• ハゲの男性がカツラをかぶっていれば、頭や髪の毛のことは触れてはいけない
• 身長の低い男性がシークレットブーツを履いていれば、身長には触れてはいけないし、背の高い男のことをカッコいいとも言ってはいけない

まとめ

皆さんは、本当は良く分かっていらっしゃるはずです。

• どうどうとハゲている男と、カツラで隠す男のどちらがモテないか。
• 背が低くても長身の美人を奥さんにしている優秀な男も多いということを。

女性と話すときに心がけていただきたいのは・・・

1. 心に情熱を持つ。
2. 頭に「俯瞰カメラ」を持ち、彼女の周囲全体を楽しい空気にする。
3. まず自分から自己開示していくこと。

この３つを心がければ、彼女があなたと話したいという気持ちになる確立は高くなるはずです。

まず、自分から晴れ晴れと自己開示せよ！