女性にモテるだけでなく、人間力を向上して仕事にも恋愛にも強くなる。
これがT.schoolのモットーです。
2000人の女性と面談した、高井ノリマサが行うT.schoolで実際に行っているコミュニケーション向上カリキュラムの中身をちょっとだけご紹介します。
今回ご紹介するのは話し手も自分も楽しくする、究極のリアクター訓練術「スマイル&リアクションリスニング」についてお話します!
はじめに
コミュニケーションスキルコーチでありながら、第一線のAV監督・溜池ゴローという異色のキャリアを歩んできた、高井ノリマサ。T.school運営メンバーと対談しました。 男女、仕事、人生についてのありとあらゆる質問とハウツー、思考や思い、本音のすべてを深堀していきます!
高井ノリマサ(溜池ゴロー監督)プロフィール
この20年で2000人超の女性と面接。その面接をフィールドワークとして、心理学の論理性で裏付けをしつつ、「モテ体質」理論というオリジナルメソッドを開発。自身が主宰を務めるスクールで指導をする他、全国での講演等で理論を伝えている。
コミュニケーションのコツは「聞き上手」
――――監督がやられているTスクールの授業の中で採用されている「スマイル&リアクションリスニング」について教えてください。
これはもう読んで字のごとく、笑顔とリアクションをしながら相手の話を聞くワークです。
女性のスタッフに椅子に座ってもらって、その前に男性が座り、女性に好き勝手しゃべってもらいます。
それに対して男性が、思い切り笑顔とリアクションを大げさにして、うなずくであるとか、表情を変えるであるとか、それとか笑顔、拍手するであるとか、普段やっている10倍、20倍の表現をしながら、相手の話を聞き続けます。
ただ大げさにリアクションと笑顔を出して聞けばいいだけ?って思うかもしれないけど、すぐに笑顔が出ないかという人もいるんですよ。
リアクションをするっていうことができない人がいるんですよね、特に男性って。
無表情で聞いていたり、怒ったみたいな顔で聞いている人も多いです。それは脳みそが固いんですよね、共感脳がね。それを柔らかくするための訓練なんです。
――リアクションの練習って事ですね。
そうです。相手からしゃべってもらったら、つまらない話だろうが面白い話だろうが、それを笑顔とリアクションを大きくして面白おかしく返します。
最初2分ずつやります。2分やって、それを3回ぐらいやった後、1分やってと、どんどん交代していくんですよね。最初は顔が無表情だったり怖かったりするんですけど、途中途中で顔がどんどんへらへらなってくるんですよ。自然に何もしなくても、ちょっとのことで笑えるようになってきたりするんですよね。脳みそが、笑う脳みそやリアクションできる脳みそになってくる。要するに脳みそが、共感脳がストレッチされて、どんどん柔らかくなるんです。
――まず脳みその働きがあって、そこから体につながるようなイメージがあるんですけど、実はそれは違っているらしくて、体が先らしいんですよ。
いま監督がおっしゃったように、まず笑顔をつくったり、アクションをしたということが脳みそを影響を逆に与えると。
最初は格好だけかもしれないけど、自然と楽しさだとか情熱だとか、そういうのが湧き上がってくるという効果があるんじゃないかなと思いますね。
そのとおりですね。結局、人が集まってくる人って、まず自分が楽しそうな人ですね。自分が楽しそうで相手を楽しませる人に、人は集まってくるわけで、会話というと男性は特に自分がしゃべらなきゃいけないと思うんだけど、そんなことなくて相手の言ったことに対しての笑顔やリアクションだけで相手がしゃべりたくなる、相手が楽しいと感じるような状況に持っていけるという、それはもう受けるほうの表現です。
笑顔とリアクション、それを作るんですよね。当然、笑顔、リアクションを大きくすれば、体とか姿勢を大きくすれば、自分の心の中もどんどん大きく波打つわけですよね、楽しくなったり。何が何でもきょうは笑っていようとかするだけでも、全然効果があるんですよね。
リアクションが良ければ、しゃべってる方も楽しくなってしゃべる、そういうものですよね。
――なるほど。好循環が生まれるわけですね。
そういうことです。