モテるための5つの重要要素「笑、爽、優、活、色」とは? -その1「笑」編-

モテるための5つの重要要素「笑、爽、優、活、色」とは? -その1「笑」編-

「僕は2000人以上、女性の本音の話を聞いてきて、それを分析して体系を作って、モテる男性や成功する男性をたくさん見てきたんですね。
そうしたら異性からモテている男性は、同性の仲間からもモテたりすることが多いですし、その体質は全部、共通しているんですよね。」

そう語る高井ノリマサが出したモテの大前提「女性にモテるための5つの要素は笑、爽、優、活、色」

5つの要素を併せ持つ男を女性は放っておきません!第一の要素「笑」について、必見です!

はじめに

コミュニケーションスキルコーチでありながら、第一線のAV監督・溜池ゴローという異色のキャリアを歩んできた、高井ノリマサ。T.school運営メンバーと対談しました。 男女、仕事、人生についてのありとあらゆる質問とハウツー、思考や思い、本音のすべてを深堀していきます!

高井ノリマサ(溜池ゴロー監督)プロフィール

この20年で2000人超の女性と面接。その面接をフィールドワークとして、心理学の論理性で裏付けをしつつ、「モテ体質」理論というオリジナルメソッドを開発。自身が主宰を務めるスクールで指導をする他、全国での講演等で理論を伝えている。

モテ5か条は、シンプルでポジティブな5つの要素

―今まで「モテの5段活用」ということを段階的にご説明いただいたんですけど、その中でもふれたと思いますが、好かれるとかモテるためにはモテ体質というのが必要だということで、その作り方教えていただければと思います。

人間には意識と無意識があるけど、その無意識で勝手に発動するものが体質と言うんですよね。 

アレルギー体質というのは、無意識でくしゃみをする。

それと同じでモテ体質を持っている人は、自然発動で相手にサービス精神を持ったり、笑顔が出たり、優しい言葉をかけたり、相手の気持ちになったり、そういうことが自然とできるわけです。そういうのが自然発動する人がモテる体質を持っている。 

その体質は、同性の仲間や、仕事、職場、それからお金からもモテる体質と、まるっきり共通しています。

そのモテ体質の要素ってコミュニケーション能力と行動力なんですよ。さらにいうとそのモテ体質の要素は五つあります。これの根拠は今まで話を聞いてきた2000人の女性たちに、いつも好きなタイプと嫌いなタイプの男性を聞いているんですが、好きなタイプというのは100人いたら100通りなんです。「優しい人が好き」と言っても、クールな優しさが好きな人もいれば、甘ったるい優しさが好きな人もいるわけですよ。そのごまんとある好きなタイプ、こういう男性が好きっていうのを、1個1個カテゴリー分けしていったんですよ。

そしたら五つのカテゴリーに分かれたの。仕事からも女性からもモテている人、要するに成功者たちというのは、この五つのうち多くを持っていました。

ということは、この五つの要素を身に付けていればいいんだと。身に付けていれば、自分は有望株になれるし、モテる。おまけに、異性だけじゃなくて、仕事や仲間やお金からもモテる確率が高くなる。

そのモテ体質の要素ってコミュニケーション能力と行動力なんですよ。さらにいうとそのモテ体質の要素は五つあります。

「笑」はコミュニケーションと承認の基本「笑顔」

―ぜひ、お願いします。

まずその五つの要素を全部言いましょう。言った上で、1個1個を解説していきます。

そんな難しいものじゃないです。まず一つ目は、笑顔です。簡単ですよね。たぶん、これを見ている人とか、「そんなことかよ」とかって思う人もいるかもしれないけど、笑顔。

次に、爽やかであること。爽やか。そして三つ目は、優しさを持っていること。

「なんか普通じゃん」と思うかもしれないけど、爽やかの意味も優しいの意味もわかってない人が多い。
それと、活力。生きるための力ですね。それと、色気です。笑顔、爽やか、優しい、活力、色気。最初の漢字を取って笑、爽、優、活、色という、僕はこの五つの要素がモテ体質の要素であると分析しました。

―最初のテーマ「笑顔」から解説お願いします。

まず笑顔なんですけど、当然だけど、モテるし、仕事もできる人、笑顔がとってもいいって人が多いんですよ。よく昔から学校の先生に「人と笑顔で接しなさい」と言われるじゃないですか。なんでだと思いますか?(笑)

―相手の立場になって考えれば笑顔でしゃべってくれたほうが、話しやすいですよね。

そう。要するに笑顔って脳みその合図なんですよ。「あなたを受け入れていますよ」という合図なんですね。

しかも、この合図は世界共通なんです。

合図を出さない人って、例えば、機能停止になって誰もその合図を見ないで車を運転したら、とんでもない状況になりますよね。 当然、交通はめちゃくちゃになるけど。 それと同じで、合図がないコミュニケーションはあり得ないんですよね。

笑顔がない、イコール、合図がない。コミュニケーション放棄と同じです。笑顔がないのは「あなたを受け入れていません」と言っているのと同じなんですよね。

―分かります。以前、うちの事務所にすごく爽やかな宅配便の人が来てたんです。今は別の人が来ているんですけど、何か不満があるのかというような顔つきなんですよ。いつ見ても、苦虫をかみつぶしたような顔で。そうすると挨拶もだんだんしなくなっちゃって、今では顔を見るのも嫌になっちゃいましたね。避けたいんですよ。

ですよね。これは心理学で統計が明らかに出ているんですよ。 それは、その人の気分とか機嫌が悪そうに見える人を避けるんですよね。悪そうに見える人を避けるということは、気分がいい悪いはどうでもいいわけですよ。 ちなみになんで人間の脳は機嫌が悪そうな人を避けるかというと、まず1個は攻撃されるかもしれないから、あともう1個は感染するかもしれないから、うつるかもしれないから。脳みそはミラーリングと言って、うつりますからね。

機嫌の悪そうな人はやっぱり避けるっていう脳の習性があるわけですよね。

ただ「自分はいつも、気分とか機嫌はいつもいいのに、女性みんなから避けられる」っていう人もいます。そういう人は勘違いしています。自分の気分がいいとか悪いなんて、どうだっていいことであって、相手軸で考えたら、相手から見て機嫌が悪そうに見えたら避けられるわけですから。その場合、すごく損していますよね。機嫌が悪いと思われているわけですから。

なので、皆さんは機嫌が悪いと思われないように合図を送らなきゃいけないわけですよ。機嫌が悪くても笑顔を出しておけば、みんな避けはしないですよね。

―笑顔は万国共通って話が出ましたが、人間の表情って全世界共通で、しかも5個か6個しか種類がないらしいんですよ。逆に言えば、表情が占める役割がいかに大きいかということ。基本的な笑顔さえ身に付けてしまえば、相手から良い印象に思われるというのは簡単にできるのかなと。

その通りですね。

某有名な世界ナンバーワンコーチと言われている方の公開コーチングというのがあって、勉強のために見に行ったんですけど。会場には50人ぐらい人がいて、やっぱりNLPをやっていた人、コーチングをやっている人なんていうのは、手を挙げたりする人が、結構、コーチとかカウンセリング的なことをやったりしてきた人たちが多かったんです。

僕はいつも笑顔ですよ。でも周りの人間って、目が合ったり何かしても、状態悪いですよね(笑)。

えっ、この人たち、NLPだとかカウンセリングとか心理学とか、やってきた人たちなんじゃないの、と。どこからどう見ても機嫌が悪そうだったりね。

人と話したり、「そこの席、すいません、空いてますか」なんてやったときでも、機嫌悪そうなんですよ。相手の気持ちに立てない人間なんですよね。よくそれで人をコーチングやカウンセリングをやっているな、と思いました(笑)。

―そうですよね。本人は機嫌がいいのかもしれないけど、そうは受け止められないわけですもんね。

そのコーチングの先生が話したことを、頭の中で復習していたり、ちょっと緊張していたりはあるんでしょうけどね。でもそんなときの対処法なんて勉強しているはずでしょう、と僕は思うわけですよね。なんか人の機嫌をあまりよろしくさせない人が、意外と多いのかなと。

―そう考えると、自分の笑っている顔って、自分自身あまり見ないじゃないですか。そうすると、「鏡を見ながら」の練習も必要なのかなって思ってきます。

笑顔が苦手なのは「性格」のせいではない。

ぼくは鏡を見る必要はないと思いますね。笑えばいいだけですから。笑顔が苦手でそれが性格だと思っている人がいるけど、そうじゃないんですよね。訓練していないだけ。今まで笑う機会が少なかっただけなんですよ。笑顔が苦手だったら、どうすれば笑えるような下地ができるのかなという話をちょっとしますけど。

よく「口角を上げろ」と言うじゃないですか。でももう皆さん分かっていると思うけど、本当に笑っていなくて、口角だけを上げたら、すごい気持ち悪い顔になるんです。

―そうですよね(笑)。

写真とかで無理やり笑って気持ち悪い顔、あるじゃないですか。ああなるんですよね。口角を上げるだけじゃあ、本当の意味で笑っていない。笑うには、笑う脳みそがあるわけですよ。笑う脳みそと言うか(笑)。

脳みそを柔らかくすることで、笑顔が出やすくなる。

脳みその箇所には、笑う箇所が、やっぱり感情をつかさどっている箇所があって、そこの脳みそが、いつも柔らかければいいんですよね。
体とか筋肉と同じでストレッチして、柔らかくしておけばいいんですよね。

この間ご結婚なさった及川奈央ちゃんという女優さんがいらっしゃるんですけど。あの方がAVに出ていたときに、1年間一緒に仕事したんですけど、喜怒哀楽が表情にすごく出る子で、根性があって、みんなに好かれてね。あまりにも人気があって、ほかのメーカーもみんな撮りたがって、1年間いろんなメーカーで撮ったんです。

それで戻ってきて一緒に仕事したら、無表情になっていたんですね。あれだけ表情が豊かな子が。撮影中断して事情を聞いたら「1年間忙しくて、休めないなんていったら不満がすごくて。そのグチみたいな感情が出ないように自分を抑えてるんです」って。感情を無理やり抑え込んで無表情になっていたんですよ。

30分ぐらい話聞いてたら泣きだして、一通り泣いたら急に表情が戻ってきて、いつもの笑顔が出てきたんですよね。ずっと動かさなかった筋肉をほぐしてストレッチして柔らかくなったという感じなんですよ。

感情のストレッチの鍵は「セロトニン」

運動しないで筋肉が硬いままいきなり運動したら壊れますよ。

コミュニケーションもそう。筋肉が硬いままコミュニケーションできないです。心イコール脳みそ、脳みそイコール体。心もだからストレッチや筋トレが必要なのでするべきなんですよね。ちゃんとストレッチして柔らかくしておけば、いつでも笑える下地ができるということです。

『ストレスを消す技術』という本が有田先生の本がありますけど、あの中に書いてますよね。
人間の大脳皮質、前頭前野には、簡単に言うと「三つの脳みそがあります」と。
その三つの脳みそは、仕事脳、学習脳、共感脳というのがあって、共感脳で感情はつかさどられている。
それぞれ分泌する神経伝達物質やホルモン物質があるわけですよ。
例えば、仕事脳だと、ノルアドレナリンというものが出ます。学習脳だと、ドーパミンというものが出ます。

じゃあ共感脳は何か。環状をつかさどっている。そこが笑いもつかさどっているんですけれども、共感脳から出るホルモン物質はセロトニンですよ。
セロトニンを普段からいっぱい出すような生活をしていれば表情が豊かになって、柔らかくなって、笑顔が出る状態になりますよね。

だから笑えない人って泣くのも難しかったりするんですよ。表情が硬いんですよね。いつも怒っているとかするとほかの表情が出なくなるんですよね。だからそのセロトニンを普段からいっぱい出せばいいってことです。そういう生活をすれば、笑える下地がちゃんとできますよ、ということ。

セロトニンの出し方、これも有田先生が書いていますけど。まず三つあります、と。1個目は太陽光を浴びるんですよね。

―日の光ですか。

日の光をいつも浴びる。目から日の光が入るということ。

それと二つ目が、リズム運動。マラソン、ダンス、ウォーキング、あとヨガとかね。呼吸のリズムね。何も考えずに一定のリズムに集中すると、セロトニンがいっぱい出るんですよね。

お坊さんのお経、あれも一定のリズムでセロトニンを出しているらしいんですね。心を整えているってことですね。

―なるほど。

三つ目、これが一番効くらしいんですが、「笑う」の反対で「泣く」。

女性の方が表情が豊かじゃないですか。共感脳が柔らかいんですよ。笑えない人は、笑うよりも泣くほうが簡単なので、1人で悲しいドラマでも見て、わんわん泣くのがいいかもしれないね。

泣くことができる人は、笑うことも当然できますよ。

筋肉も感情も、日頃の鍛錬で柔軟に保つ

感情の回路を柔らかくする。それが大事ですね。セロトニンを出すというこが、笑う下地を作る。 あと普段からストレッチをさせるということですね。相手からつまらないことを言われてつまらない顔で聞いていたら、何の進展もない。 物事っていうのは別の角度から見たら面白い可能性もあるわけです。とりあえず、笑いながら返す。笑いながら返答する。そういうことを続けるというのが大事ですかね。笑顔も、すべてスキルですから。

―いろいろ、笑顔の話があったんですけど、モテ体質を作るという意味での笑顔ということじゃないですか。

モテている男性は笑顔なしじゃあ、あり得ないです。だからモテ体質の要素でも、これは当たり前の基本ルールですね。マストです。これはスタートラインだと思ってください。人と話して笑顔が出ないようだったら、モテる道はありません。

お互い笑顔だと、楽しいっていう、笑うと共感脳が働くので共感量が高まるわけですよ。
お互い、笑いを共通できるし、お互い楽しみを共有できるわけですよね。楽しいと思ったら、そうしたらまた次に続くわけですよ。もし笑顔がなかったらって考えたら恐ろしいですよね。

モテ体質になるには笑顔は絶対、必須。絶対に出ないと駄目ということです。

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