ビジネスで、パーティーで、その気になれば女性と出会う自然な機会はいろんなところにあるものです。
でもいつも上手にしゃべれない、思うように人間関係が広がらない、、、。新しい人間関係を次々広げる人と、広がらない人、その違いはどこにあるのでしょう?言葉以上に大切な非言語コミュニケーション、魅力的な表現とは?高井ノリマサが解説します!
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はじめに
コミュニケーションスキルコーチでありながら、第一線のAV監督・溜池ゴローという異色のキャリアを歩んできた、高井ノリマサ。T.school運営メンバーと対談しました。 男女、仕事、人生についてのありとあらゆる質問とハウツー、思考や思い、本音のすべてを深堀していきます!
高井ノリマサ(溜池ゴロー監督)プロフィール
この20年で2000人超の女性と面接。その面接をフィールドワークとして、心理学の論理性で裏付けをしつつ、「モテ体質」理論というオリジナルメソッドを開発。自身が主宰を務めるスクールで指導をする他、全国での講演等で理論を伝えている。
話しかけやすい人と話しかけにくい人、その差はどこに?
――例えば世の中に「話しかけやすい人」と「話しかけにくい人」っていますよね。
「話しかけやすい」特性の人ってリアクションをしていれば、その場が完成するというのがあるじゃないですか。
ただ、一番入り口であるところの「話しかけやすい」要素がないとスタートもしない。話しかけられやすい男の特徴や雰囲気ってなんですかね。
AさんとBさんがいて、男性ね。見た目の全く違う2人が無表情でまず直立不動で同じ内容の立ち話をしてると仮定して。Aさんがジェスチャーを交えて笑顔で話しだしたとします。かたやBさんはずっと無表情、直立不動で、もう全然一定のリズムでずーっとお経のように話しているんですよ。
どっちのほうが話しかけやすいかって話ですよね。もちろんAさんだよね
普段から表現を自分の行動であるとか、もちろんしゃべるときや聞くときも、全て表情を付ければいいんですよ、表現を。
話しかけられやすい人というのは、普段からコミュニケーションを既に会う前から取っている人です。だからしょっちゅう取らなきゃいけないです、コミュニケーション。
そうしたら、女性はパッと見て、もう話しかけやすい。コミュニケーションの波ができているからすっと入りやすいんですよね。
だからいつも表現、笑顔、リアクションであるとか、動くとか、そういう表現をしておかないと駄目ですね。
――立食パーティーなんかで、壁の花っていうように何かどうしていいか分からなくて、ポツンとその壁の前に突っ立っていて、誰ともしゃべれないと。結局何がカチンコチンにさせているかというと、緊張しているわけですよ。
監督的に、今まで緊張したことってあると思うんですよね。自分自身の緊張をほぐすために、何か具体的に策はありますか?
隣の人に「いや、こういうところに来るの初めてなんで、今すごい緊張してるんですけど」ともう話しかけちゃうんです。
こないだティーパーティーのときに、ある男性が座っていた。ここに女の人2人がばっと座ったんです。目の前ですよ。さあどうするかな。一人でたばこ吸ってるんですよ、ずっと。
目の前にいるんだよ。これは話す以外に方法は、もう話さなかったら犯罪だろぐらいの状況なのに、それでも話さないです。そっちのほうが難しいですよね。
緊張してることを、相手に開示すべき。
――なんでですかね。緊張しているんですかね。
緊張しているんですよ。自分が緊張することによって、相手に不快感を思い切り与えているということが分かっていないんですよ。
――困っちゃいますよね。
そう。だから「すんません」と。「もう本当にこういう場に慣れてないので緊張してます」と、最初に笑顔で言っちゃったほうが良いんです。
気が楽になりますよ。もうあの状況で話していないほうが苦しいと思いますよ、逆に。
――ある意味、自分が緊張していると告白することが、キラートークみたいなもんですよね。
そのとおり。「緊張している」ということをキラートークにすればいいんですよね。
かっこつけて黙ってるなんて、自分からわざわざハードル高くしるようなもんです。公開しましょう。自己開示能力です。