女性にモテるだけでなく、人間力を向上して仕事にも恋愛にも強くなる。
これがT.schoolのモットーです。
2000人の女性と面談した、高井ノリマサが行うT.schoolで実際に行っているコミュニケーション向上カリキュラムの中身をちょっとだけご紹介します。
今回ご紹介するのは自分にとって落ち着ける絶対的な領域をいつも心に意識して、緊張状態や過酷な状況を楽にする「サンクチュアリー」についてお話します!
はじめに
コミュニケーションスキルコーチでありながら、第一線のAV監督・溜池ゴローという異色のキャリアを歩んできた、高井ノリマサ。T.school運営メンバーと対談しました。 男女、仕事、人生についてのありとあらゆる質問とハウツー、思考や思い、本音のすべてを深堀していきます!
高井ノリマサ(溜池ゴロー監督)プロフィール
この20年で2000人超の女性と面接。その面接をフィールドワークとして、心理学の論理性で裏付けをしつつ、「モテ体質」理論というオリジナルメソッドを開発。自身が主宰を務めるスクールで指導をする他、全国での講演等で理論を伝えている。
聖域はいつも心の中に。自分で自分を守る感覚
――監督がやられているTスクールの授業の中で採用されている「サンクチュアリー」について教えてください。
サンクチュアリーは、聖域という意味ですよね。 自分がそこにいると助かる絶対的な場所というものを、場所にアンカー(脳に条件反射、癖)を作るんですよ。
例えば、ここにまた嫌な状況があるとします。一回その嫌だって主観を外から見てみて、こっちで今までとても自分が安心できている状況を想像する。不安のない、そういう状況を過去の経験で思い出すんですよ。
すっかり気持ちが落ち着いたらその状況から抜け出て、ちょっとずつ入っていくんですよ、もとの怖い状況に。 怖くなったら一回サンクチュアリーに戻ると。
要するに避難場所を作るというんですかね。 だから、嫌な状況になっても自分は自在に安心できる場所に戻れるって思ったら、気楽になるんですよね。
だから、子どもに親はサンクチュアリーになってやればいいとよく言いますよね。 軍隊でいうと空母、子どもは戦闘機だと。空母になって絶対ここに来ると守られる。安心という場所になって子どもが行ってくる、そうなっていくと、子どもは外で余計に頑張れるのであって。
――別のワークでは、サンクチュアリーと同じような状況を、自分の中に投影してつらいシーンなんかに臨むっていうことをやっていたじゃないですか。今回のは、それと似てますね。
これは場所を作るってイメージですね。
――帰る場所があるっていう。やっぱり人間、安心して帰れる場所があるっていうのは、ものすごく精神的な強さを支える要素であったりするんですかね。
らしいですね。しょっちゅう故郷に帰る人がいるじゃないですか。やっぱりそれは大きなサンクチュアリーなんでしょうね。
英気を養ってくるというのは、やっぱり家が、故郷がサンクチュアリーなんでしょうね。サンクチュアリーは場所で、だから自分の脳みそなんですよ。どこをサンクチュアリーにするかは個人の自由で。
――ファミコンとかのゲームで言ったら、ファイナルファンタジーとかで体力がなくなってくると、そういう泉のところがあって、そこでチャージできるじゃないですか。ああいう感じのイメージなんですかね。
そうなんです。その場所を作ることをサンクチュアリーって。
何でもいいですよね。例えば会社の会議室、この部長の部屋に入るときはすごく嫌だと思ったら、どこか別の場所を作っておくんですよ、近くに。そのときの気持ちを持って、部長のところへ行って何とか頑張れると。